Vanteな女性たち Column 3


はじめまして。DIAVANTEトータルプロデューサー紺野圭子と申します。
このページではVante(賞賛)されるべき、キラキラと輝く女性たちをご紹介していきます。
女性が共感できる素敵な女性たちはどんなコラムを書かれるのでしょうか。
お楽しみにご覧くださいね。

第3回目のコラム。大変長らくお待たせしてしまいました。あっという間に8月。ちょっと自己嫌悪ですが・・・気持ちを切り替えて、では早速・・・



Israel_map

・・・・皆さん、ご存知でしょうか。イスラエル版「地球の歩き方」の入手が難しい!というのを。私もイスラエルに出張に行くなら寝不足になってでも空いている時間は観光に!いえ、いえ視察に!と思っていたので本屋さんを必死に探しましたが、地球の歩き方以外のガイドブックも手に入りませんでした。(ミルトスというイスラエル情報サイトで調べてから行けば良かったのですがhttp://www.myrtos.co.jp・・・すっかり忘れてしまっていました。)お店の方が言うには「以前はあったが、今はメーカーにもストックがない」とのこと。成田空港にもありませんでした。ガイドブックがあればもっと楽しめる国イスラエル・・・・。正確な情報ではないものもあるかもしれませんが・・私が知っていること、見てきたこと、そして出張報告も・・・盛りだくさんですがひとつひとつご覧頂ければ嬉しいです。


*イスラエルといえば・・・・
まずは空港のことをお話しなくてはなりません。
イスラエルは観光で向かったことのある方ならお分かりだと思いますが・・・・出入国審査が大変厳しく、テロを起こさないだろうかと疑われ徹底的に調べられます。空港内には迷彩服に身を包んだ兵隊さんが機関銃を持って立っています。
審査にかかる時間が大変長いため、審査場は長蛇の列。イスラエルに到着したのが真夜中なので審査官はたった2名。並んでいる方々も大分お疲れのご様子。ビジネスで渡航する人は渡航先(訪問先)からのInvitation letterなどを手元に用意したり、VIPサービスを頼んだりして入国審査をスムーズに行ってもらいます。


私もL.L.D.本社が用意したリムジンサービスにお迎えに来てもらって、スムーズに入国する予定が・・・・
VIP担当の方が近くにいても審査官はしつこく”Where will you go ? What is the purpose for visiting Israel? How many days in Israel? Invitation letter with you?” (どこへ行くのか。ここへ来た理由は?滞在は何日間だ。招待状は持っているのか?) と矢継ぎ早に質問してきます。私にだけ質問が集中します。”You cannot go through immigration if you do not have invitation letter”ととっても強気です。


どう見ても悪人には見られないタイプの人間だと自分を信じていたのですが、どうやらそうでもなかったようで。(凹)ようやくVIP担当の方が”L.L.D.だよ。Levievの。”とヘブライ語で話すと態度は急変。”Leviev………OK.”とすぐに審査を終わらせてくれました。


出国時も私だけ昨年同様スーツケースを開けられて調べられました!携帯の充電器、電子辞書、デジカメ、化粧品などは特に時間をかけて見られました。VIP担当の方も「これじゃーVIP待遇の意味がないね、すみません」と申し訳なさそう・・・。
周りに一般のお客様もいらっしゃいましたが、綺麗にパッキングしても意味がないほど荷物をひっくりかえされて、徹底的に調べられていて、洗面用具を一つ一つ並べて検査されている方もいました。ぐちゃぐちゃにされるのでイライラして逆切れしている方もいました。(お気持ちお察しします。)

・・・・皆さんも覚悟してご用意くださいね。

airport

 

*昨年はSheratonに宿泊したのですが、今回はLevievが所有するCrown Plazaに予約をとってもらいました。深夜3時に到着。朝10時半から打ち合わせが始まります。記憶もほぼないまま就寝しました。

朝はもちろん目覚めも悪く・・・
食欲もなかったので、コーヒーをだけを飲みにレストランへ。

突然飛び込んできたのは・・・

blue sky

目の覚めるような青い海と真っ青な空!こんなに素敵な景色が見られるとは!
海岸沿いに走る人たち。砂浜で運動するおばあちゃま。海で泳いでいる女性もいます。
前面ガラス張りのレストラン。とっても素敵です。イスラエルってやっぱり地中海性気候なんですよね。湿度も低くカラッとして過ごしやすいです。

restaurant
さっきまでの食欲不振はどこへやら。彩り鮮やかな美味しいイスラエル料理が私を元気にしてくれます。イスラエルでの食事は、野菜とチーズが充実。お豆のペースト、フムス(http://hummus.jp ご参考まで)もパンに塗って食べるととても美味しいです。辛いもの好きな私にはぴったりの大きな唐辛子のピクルスも最高です。シェラトンの朝ブッフェも美味しかったです。サラダの種類もたくさんありますし、Hot mealも充実。視覚に訴えるカラフルなお料理・・・必要以上の摂取間違いなしです。

meal

 

* ちょっとここでL.L.D.のこと・・・商業都市Tel AvivにあるL.L.D.本社へ向かいました。決算報告と株主総会です。


建国記念日が近かったので国旗が至る所に・・・

 

entrance

Noam buildingの玄関(受付)写真撮影は禁止なのですが撮ってしまい、危うくカメラを没収されそうになりました。パスポートを提示し、中に入ります。

door

receptionist

L.L.D.オフィスの中はすべてマフォガニーを使用。艶々に磨かれています。
奥の部屋での決算報告は無事終了し、この不景気の中よくがんばったとお褒めの言葉まで頂きました。来年はアンゴラの研磨工場を視察に行くと良いという話になり、またやる気がわいてきました。がんばった社員も連れて行きたいなと思っています。

 

株主総会の後・・・早速商談とのことで・・・総額1億円のダイヤを前に話し合いです。

dia


*お仕事の後は、今年もExecutiveの自宅訪問。敬虔なユダヤ教徒が住む町。至る所にシナゴーグと呼ばれる教会があり手に聖書を持って歩く人たちが沢山います。小さな子もみんな一緒に教会へ向かいます。何事も・・・小さな頃からきちんと学ぶということが大切なのだなと考えさせられます。教育と躾って本当に大事ですよね!


Dinnerの時間です。とても美味しいお料理ばかりが並びます。長旅の疲れを考えて、時間も食事の内容もその場で臨機応変にアレンジしてくれます。今回は「とってもお腹が空いています、フルコースで大丈夫です」とリクエスト(笑)。温かいお料理はお皿まで温かく。冷たいお料理はお皿も冷たく・・・テーブルセッティングも白とゴールドでとても素敵でした。女性として大変勉強になるHospitalityです。お料理の内容も異教徒の私たちを気遣ったものをご用意くださいました。宗教・国境・人種を超えて、人への思いやりは本当に大事ですよね。

dinner 
rose五穀米とハーブ+ナッツを炒めたようなライスとチキンのトマト煮。ラムとお野菜のソテーです。大盛りでお願いしました!もちろん完食です♪
お礼に・・・・薔薇の花束をお持ちしました。

 

 

* 昨年はツアーをアレンジしてもらってエルサレムと死海、マサダへ行きました。ここですべてご紹介したいのですが、今回は死海のことだけご紹介しますね。Tel Avivからエルサレムへ向かい、その後死海へ。結局4時間は車の中にいたかと思います。車内で気分が悪くなってしまい、ガイドさんの英語にも集中できずちょっと残念でした。

Dead Sea

死海の浜辺(?)を歩きました。波で打ち上げられた塩が凝固しています。サラサラしているわけじゃないんです。お水はもちろん徹底的に塩辛いですよ。近くには塩の精製工場があり、昔からここ死海でお塩を作っていたようです。


死海は内陸に広がる湖。(海じゃないですよ)940kuと思った以上に広かったのですが、ガイドさんの話によると温暖化などで、どんどん縮小してきているとの事。以前は水があったところも今は干上がってしまっているそうです。

世界3大がっかりと言えば、自由の女神とエッフェル塔とマーライオンという話もありますが・・・・私は死海をリストアップしたいと思います。死海は大人のリゾート地だという印象がありますが、残念なことに実際は大型海水浴場のような感じでした。子供が沢山いて、ホテルの中も床はグチャグチャ、皆さん水着で食事です。ホテルの外のちょっとしたマーケットにも行きましたが、治安は悪そうです。寂しい街・・・という感じでした。外務省でも死海近辺を危険ゾーンとしているためなのか、日本からの観光客の姿も見えませんでした。スパを楽しむ、木陰で読書を楽しむ・・・・などという光景はなく・・・お洒落な感じはまるでございませんでした。(笑)アフリカのモンバサのような大人のリゾートをイメージして行ったからなのですが・・・非常にがっかりしてしまいました。
(ホテルが悪かったかな?Levievのホテルですが・・・)


もうひとつ驚愕したこと。それは間違った情報です。死海の塩はお肌にいいのでしょうが、泳いでいる方々は死海の塩を体中にまぶしてそのまま炎天下の中ベッドに横たわっています。Skin Problemを起こしていて、火傷のように皮膚がただれて真っ赤になっている老若男女が沢山いました。結構視的に厳しいものがありました。子供が「ママ肌が痛いよ」と皮がめくれてしまっているところを指差すと、「死海のお水を肌にかけておいで、肌にいいんだから」と教えていたりして、本当に驚きました。

本社でも肌にいいから水着を買って泳いだほうがいいと薦められましたが、お部屋でじっとしていて本当に良かったな〜と思いました。


* Jaffa:ジャッファ。昨年は歴史ある海沿いの町にも足を延ばしました。オールド・ジャッファとも呼ばれ旧市街として有名な地域ですが アンネフランクが亡くなって64年ということでHolidayだったため観光地もレストランもすべてCloseしていました。
ジャッファのお勧めは海沿いの高台にあるArtな場所。(Tiroche Galleryと書いてありますが、その名称がその場所を全体を表すものなのか一つのお店の看板だったのか・・・ちょっとわかりません。)開いているお店はほとんどありませんでしたが、洞窟のように掘られた小部屋が沢山あって、その中に色々なお店が入っています。絵画、アンティークショップ。ジュエリーショップ。雑貨屋。観光客の方たちも本当に残念そうでした。なかなかの雰囲気があってお散歩するのには最適だと思います。私ももう一度行ってみたいですがガイドさんのお話だと夜は特に治安は悪いそうです。
Jaffa
Jaffa
ジャッファの町から見える海へ向かって歩くことにしました。(=地中海です。)

Mediterranean Sea beachMediterranean Sea
結構綺麗です。遠くに見えるのはTel Avivの町・・・

そして面白い人も発見しました。yoga
ヨガ愛好家の私としては感嘆してしまいました。You are great!の声がけも忘れずに行いました。


*また来年もイスラエルへ行きます。今回お伝えできなかった観光スポットなどもお伝えできるようにしたいと思います。イスラエルに住んでいる人達は言います。日本は本当に清潔で綺麗だって。道路にごみが落ちていない、田舎に行けば行くほど道路が綺麗・・・最近は不法投棄などもあるようですが・・・海外から見た日本の印象・・・大切にしたいものです。私も海外の方とお仕事をする際は、日本人の細かく丁寧に、的確に誠実にというイメージを壊さないように・・と思いながら仕事をしています。相手から見る印象・・・とっても大事です。
それはジュエリーを選ぶ際も重要なPointですね。
自分はどうありたいか、自分をどう見せたいか・・・
Vanteな女性達はきっといつもそんなことを考えているはずですよね!



徒然なるままに書いてしまった、私のコラム・・・。今回で終わりです。
拙い文章ですが・・・・ちょっとでも楽しんで頂けたら嬉しいです。

次回は私のCA(キャビンアテンダント)時代の先輩、土方康子さんにご執筆いただきます。
土方さんは野菜ソムリエとして多方面でご活躍なさっています。女性らしくて、頭が良くて・・・人を‘ほんわか’癒してくれる・・・・キラキラ輝くVanteな女性です。
皆さん、楽しみになさってくださいね。
 * 土方康子さんのブログ「野菜ソムリエのベジフルライフ

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